遺言書の作成が必要になるのは、財産を多く所有している人や親族同士の仲が悪く日頃からもめている人に限ったことではありません。
財産が多くても少なくても、いずれは誰にでも起きる問題なのです。
たとえそれまで仲のいい親族であったとしても、相続が原因でもめることも多々あります。
身内が亡くなりショックを受けている上に、更に追い討ちをかけるように難しい相続問題が勃発するなどという事態は避けたいものです。
そこで必要なのが遺言書です。
最近はエンディングノートが話題になっていますね。
「もし自分が死んだらこうしてほしい」という具体的な要望を項目ごとに書き遺せるノートです。
しかし法律に詳しくない素人が作成するには限界や思わぬ落とし穴があります。
やはりプロの司法書士に依頼しアドバイスを受けながらきちんと作成するのがベストです。
2015年には相続税の改正が行われ現在よりも多くの人が税金を支払うことになりますので、司法書士に相談してしっかりとした対策をされることをお勧めします。